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空調服のメリットや着用効果とは?デメリットと注意点も解説

空調服のメリットを感じながら作業をする男性のイメージ

空調服とは、服に取り付けられたファンで空気を取り込むことで、暑い日でも快適に過ごせる作業服です。近年では、仕事以外にもアウトドアやスポーツなどのシーンでも人気が高まっているため、使用を考えている人は多いでしょう。本記事では空調服のメリットとデメリットについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

空調服のメリット

空調服のメリットには以下の4つが挙げられます。

  • 熱中症やあせもなどを予防できる
  • 作業効率が上がる
  • 冷却装置の設置・ランニングコストの削減につながる
  • 個人ごとに涼しさの調整ができる

熱中症やあせもなどを予防できる

空調服は衣服の中にこもった熱を排出したり汗を蒸発させたりして快適な環境に保ってくれるので、熱中症やあせもなどの予防に効果的です。そのため、湿気により汗が蒸発しにくくなる梅雨から、強い日差しが照り付ける夏は、特に空調服の利用がおすすめです。

作業効率が上がる

暑い時期は体力の消費量が上がるため、作業効率が下がりがちです。しかし、空調服を着用することで、体温の上昇や汗を抑えて体力の消耗やストレスを減少させられます。体調不良や集中力の低下を防げるため、作業効率の向上が見込めます。

冷却装置の設置・ランニングコストの削減につながる

エアコンやミストメーカーなどの冷却装置は、空間全体を冷却することができますが、設置費用とランニングコストは高額になりがちです。一方、空調服は着用するだけなので設置する手間がなく、冷却範囲を抑えられるため、コスト削減につながります。

個人ごとに涼しさの調整ができる

暑さの感じ方は人それぞれで異なるため、同じ気温でも暑いと感じる人もいれば、寒いと思う人もいます。先述したように、エアコンは空間全体の温度を調整できますが、人によっては不快な温度になってしまう可能性があります。しかし空調服であれば、個人ごとで風量を調節して温度を変えられるため、個人の快適さの向上につながるのです。

空調服のデメリット

様々なメリットのある空調服ですが、導入の際には以下4つのデメリットについても検討が必要です。

  • ファンや服のふくらみが邪魔になる場合がある
  • 温度調節ができない
  • 通常の作業服と比べるとコストが高額になりがち
  • 使用できる場所が限られる場合がある

ファンや服のふくらみが邪魔になる場合がある

空調服は服の中に風を取り込む仕組みであるため、起動中は服が風で膨らんだ状態になります。また、服の内側にファンやバッテリーなどの機器が取り付けられているため、通常の作業服と比べるとかさばりがちです。体を大きく動かしたり、狭い場所での作業が多かったりする場所では、空調服が邪魔になって作業効率が落ちる可能性があります。

温度調節ができない

空調服は外気を服の中に取り込む仕組みであるため、風量は調節できても温度は調整できません。作業場所の温度が高い場合、ファンの風も温かくなってしまい、体調不良につながる恐れがあります。

通常の作業服と比べるとコストが高額になりがち

空調服はファンやバッテリーなどの機器が搭載されているため、通常の作業着と比べるとコストがかかりがちです。しかし、エアコンなどの冷却装置を導入するよりはコストを抑えられます。また、熱中症や集中力の低下による怪我など、労災事故の発生率の低下が期待できます。さまざまなメリットがあるため、予算に合わせて計画的に空調服を導入してみましょう。

使用できる場所が限られる場合がある

空調服は外部の空気をファンで取り込むシステムです。ほこりや粉じんが多い場所では、それらも服の中に取り込んでしまう恐れがあるため、使用を控えた方が良いといえます。また、湿度が高い場所では気化熱の作用が十分に発揮されません。このように、空調服は使用箇所が限られることもあるので、導入前には使用する環境に対しても考慮が必要です。

空調服のメリット・デメリットを把握して作業に活かそう

空調服は暑さが厳しい時期に心配な熱中症などを予防し、作業効率を上げる効果が期待できます。一方、使う場所が限られたり、温度調整ができなかったりするデメリットもあるため、導入の際は事前にメリットとデメリットを把握して、空調服のメリットを最大限に活かせるようにしましょう。

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