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空調服の選び方とは?最適な一着を見つけるためのポイントを解説

空調服を着て現場作業をしている人

近年、暑い場所でも快適に過ごせるとして注目を浴びている空調服ですが、多くの種類があるため、どう選べばよいのか分からないと悩む人も多いです。本記事では空調服を選ぶ際のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

まずは空調服を着る目的を明確にする

空調服を選ぶ際、まずは着る目的を明確にすることで、選ぶ範囲をある程度絞り込むことができます。そのため事前に、仕事・キャンプや釣りなどのレジャー・スポーツなどの使うシーンと、求める涼しさのレベルをはっきりさせておきましょう。

空調服の選び方

空調服を選ぶ際のポイントは以下の5つです。

  • バッテリーの電圧
  • ファンの性能
  • 服の形状
  • 服の素材
  • 服の機能性

バッテリーの電圧

空調服の本来の目的である、冷却機能を大きく左右するのがバッテリーの電圧です。空調服のバッテリー電圧は5V~15V程度で、電圧が高いほど冷却機能に優れています。

ただし、単純に電圧数で選ぶと、望んだ効果を得られない場合があります。なぜなら、電圧が高いほど風量は多くなりますが、電力の消耗が激しくなるので、稼働時間は短くなるからです。バッテリーの電圧は、使用時間も考えて選びましょう。

電圧稼働時間の目安
5V前後10~30時間
10V前後7~15時間
15V前後1~3時間

ファンの性能

涼しさの鍵となる風量は、ファンの性能によっても大きく変わります。風の取り込み量が多いものを選びましょう。また、ファンは重さや機能も重要です。重いものは身体に負担がかかってしまったり、作業の邪魔になったりするので、長時間使用するケースが多い場合は軽量化されたものを選ぶと良いでしょう。

また、ファンはほこりやゴミなどの汚れが溜まりやすく、定期的な手入れが必要となります。そのため、取り外しが簡単であるか、水洗いできるかなどのポイントもチェックしましょう。

服の形状

空調服の主な形状には、以下の3つが挙げられます。それぞれの特徴を比べて、使用シーンに最も合ったものを選びましょう。

形状メリットデメリット
ベスト・デザインが豊富
・細かい作業がしやすい
・比較的リーズナブルな価格のものが多い
・現場の安全基準によって使えない場合がある
・腕部分は涼しさを感じられにくい
半袖・腕を動かしやすい
・使用できる現場が多い
・腕部分を冷却できない
・他の形状より価格がやや高くなりがち
長袖・手元まで冷却できる
・日差しが直接肌に当たらないため日焼けしにくい
・怪我を防ぎやすい
・袖部分の膨らみが邪魔になる場合がある

服の素材

空調服の素材は大きく以下の3種類があります。形状と同じく、メリット・デメリットをしっかり把握して自分に最も合ったものを選びましょう。

素材メリットデメリット
綿100%・引っ掛けや破れに強く耐久性に優れている
・火に強い
・吸汗性が高い
・生地が分厚く動きづらい場合がある
・天然素材であるため価格が高くなりがち
・洗濯の際に色落ちや色移りする場合があり縮みやすい
ポリエステル100%・薄くて軽いため作業の際に動きを邪魔しにくい
・濡れても乾きが早い
・色落ちの心配がない
・引っ掛けに弱く破れやすい
・汗を吸わない
・火花が当たると溶けて穴が開く
綿・ポリエステルの混紡・綿とポリエステルの機能をバランスよく備えている・モデルによっては洗濯方法に指定がある

服の機能性

空調服の機能にも注目してみましょう。例えば、遮熱加工が施されたものであれば、溶接現場やバーべーキューなど、火気を扱う際でも安心して着られます。また、梅雨など雨が多い時期や水の近くで作業をする際は、防水機能付きのものが便利です。他にも、日焼けが気になる場合はUVカット機能付きのものを選ぶと良いでしょう。

空調服は自分が最も快適に過ごせるものを選ぼう

空調服は非常に多くの種類があるため、選ぶ際に迷ってしまう人は多いもの。まずは着る目的やシーンを明確にして、自分に最も合う形状や、必要な機能が備わったものを選びましょう。

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